写真馬房6

■シンボリルドルフ■


額の三日月がトレードマークの
皇帝ルドルフ。


シンボリルドルフ




シンボリルドルフ




シンボリルドルフ



■これも「牧場見学ツアー」参加時に撮りました。
「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」のGTクラシックレース、
いわゆる「三冠」を制した史上4頭目の馬。その後4つのGTを勝ち、
合わせて七冠馬ともいわれております。



ここでちょっと小話。
サラブレットの先祖は、ダーレ・アラビアン、ゴドルフィン・バルブ(アラビアン)、バイアリー・タークという 三頭の馬なのです。
現存するサラブレット達は血統を辿ると必ずこの三頭のうちの一頭に辿り着くのです。 しかし、今の競走馬のおよそ8割近く(少なくとも日本では)の馬のご先祖はダーレ・Aという様相であります。
ゆえにこのダーレ・A以外の生き残り僅かな系統を「異系」と言ったりするのですが、このシンボリルドルフの ご先祖はバイアリー・T、異系に属する馬なのです。
生きも絶え絶えな異系は時折、その血の危機的状況からか、 爆発的な強さを発揮することがしばしば見受けられるような気がします。この血を後世に繋ぐ為に 「血の叫び」をあげながら走る。この叫びが時折…馬券の穴を出すこともあります。(笑)
そんなワケで私はこの異系の血(母の血の流れの中にあるものも)にも注目して競馬を観ています。 ちなみに…ルドルフが異系ということは?…そう、トウカイテイオーも異系ですね。
ダイタクヘリオス、メジロマックイーンもバイアリー・Tを辿る異系です。
このバイアリー・T以上に危機的状況にあるゴドルフィン・Bをご先祖に持っている最近の馬で、 活躍どころの馬名をあげるなら、カルストンライトオとサニングデールぐらいでしょうか?(汗)




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